トマトの苗の比較（自然栽培と慣行農法）

朝はまだまだ冷えますが、昼は真夏並みのハウスです。温度管理に冷や汗たらたらの毎日です。こんにちは、Vegeta屋の矢田です。ホームセンターにも夏野菜の苗が並び、いよいよこれから本番か！！と思わせてくれます。今日はトマト苗の話。下の写真はVegeta屋の苗とホームセンターの苗。

ベジタ屋の苗

ホームセンター売ってた苗

何が違うか分かりますか？そうです葉の色が違います。どうして、こんな違いが出るかって？その原因は、肥料なんです。

肥料は｢窒素成分｣を軸に作られています。有機肥料であれ、化学肥料であれ、“窒素が軸”、このことに変わりはありません。｢窒素｣は植物にとって“成長促進剤”にあたります。この窒素は有機肥料にも、化学肥料にも含まれていて、与えれば与えるほど、葉の色が濃くなっていくというわけです。

すばやく成長させ、少しでも多くを収穫し、現金に代える。つまり自然な成長スピードを無視して、“経済効率”を優先した証ともいえます（笑）

無施肥だと、味もそうですが、こんなところにも顕著に違いが現れます。
葉もの野菜ではよく、硝酸性窒素の問題が出てきますがそれはまた機会があれば・・・。