今年で4年目。だったけかな?こんだけやってりゃ少しは技術が上がるってなものです。
就農前はこんな自然豊か日本。種播しときゃ勝手に出来るだろ、とか思ってたけど・・・その自然豊なのが手強い。どっちかというと自然から野菜守る作業なんですね。技術が必要って最近気がつきました(笑)雑草に比べりゃ野菜なんて貧弱なもんです。
毎年同じ事やってりゃ、技術が上がってくる以前に、慣れてくるのは当然で、それを意識してカイゼンしてやっていこうってのがトヨタ式の合理化。
なので当然、同じ製品(部品)なら、去年より今年、今年より来年の方がより早く正確に作る事ができ、結果安くでモノが出来る筈。ってな事で、以前勤めていたところでは下請けに半年に一度、値下げ要請をしていました。(社内では合理化要請っていってました)。
これは全ての業種に当てはまると思います。もちろん農業もそう。今年までは慣れてきたなとは思わなかったが、ようやくこなれてきた感がある。もちろんどうしてもドタバタしてしまうタイミングはあるが、それでも以前とは大分感覚が違う。
ならお客さんに金銭的に還元していけるかというとそれがそうカンタンでもない。(当たり前か)いい時もあれば悪い時もある。全ての野菜がはければいいが、そうもいかない時もある。小売りは良くてもレストランが悪いときもある。ここまではどの業種にも当てはまるだろう。
しかし、露地野菜は台風がきてオジャンになる時もあれば、冷夏って言葉もある。要は天候に左右されやすい。
ここが工業生産品と露地野菜の一番の違いだろう。農協卸しの農家さんなら、他が出来なくて自分だけで来たら大儲け。しかし逆に豊作貧乏ってな事もある。収穫せずそのまま畑に漉き込み。こうなりゃ博打打ちの方に近い。
まっでも確かな原価計算とある程度トラブルにも強く、経営が安定してきたら、苦しい時買ってくれたお客様にはなんらかのカタチで還元したいなと思う今日この頃です。
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